お知らせ・小田原歯科便り
2015年10月17日
こんにちは、
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の
副院長の前田です。
最近、朝晩が冷え込み、秋も深くなりつつある今日この頃ですね。
さて、今日はフッ化物(フッ素)についてお話させていただきます。
フッ化物といえば、最近はテレビ等でも取り上げられることもあると思いますが、
何を隠そう、むし歯予防に有効な頼れるヤツなのです。
そもそもフッ化物って何?
フッ化物は食品、水、土壌といった自然の中に多く存在する物質です。
食品中のフッ化物についてみますと、お茶、ビールにフッ化物が多く含まれています。
また、フッ化物は海水中に多く含まれているため、魚介類も多くフッ化物を含みます。
このように身近に存在する物質です。
このフッ化物がどのようにむし歯予防に貢献しているかといいますと、
まずは、むし歯予防について復習になりますが、
①間食の制限
②歯磨き
③歯の質を強くする
④キシリトール
などがありますが、この中の③番目がフッ化物の役目になります。
歯の質を強くするとは、フッ化物が歯の表面に存在するエナメル質に取り込まれる
ことによって、エナメル質そのものが虫歯菌の出す酸に強くなるということです。
また、他にも
再石灰化の促進というむし歯予防に非常に有益な作用もあります。
歯は、むし歯菌が出す酸によって歯の表面が溶かされ、やがてむし歯になります。
しかし、唾液や歯垢(プラーク)中にフッ化物があると、溶かされた歯の表面は再び修復されて、
元の健康な歯に戻ることができます。
その作用を再石灰化と呼び、フッ化物はその再石灰化作用を速め強化することができます。
さらに、
フッ化物はむし歯菌が酸をつくるのに必要とする酵素に作用して、酸の産生を妨害します。
以上のことから、フッ化物はむし歯予防に非常に有効な物質といえます。
具体的にフッ化物の利用には、次の3つがあります。
①フッ化物配合の歯磨剤(歯磨き粉)を使う。
②歯科医院にて定期的(3か月に1回)フッ化物を塗布する。
③フッ化物の洗口剤を使う
①の場合、市販の歯磨剤でかまいませんが、歯磨き後のうがいを極少量のみず(ペットボトルのキャップ1杯分)
で1回のみ行うという方法をとらなければいけません。
これはできるだけ、お口の中にフッ化物を残留させる必要があるためです。
②の場合は、歯科医院専用の高濃度のフッ化物を1年に3~4回塗布するもので、歯科医院でのみ行う事ができます。
③の場合はフッ化物の洗口液を約1分間ブクブクと含み吐き出すもので、幼稚園や学校またはご家庭でもできます。
以上の3つを2つ以上取り入れて頂ければ、むし歯予防効果が飛躍的にあがりますので、ぜひ皆さんも取り入れてみてください。
2015年09月05日
こんにちは(^^)
むし歯予防、歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科にて
歯科助手をしております濵田です!
初めてのブログ更新!ということで緊張しております・・・
どうか最後までお付き合いください!
ワタクシ
小田原歯科スタッフで唯一の十代
ということで
今回は十代の女の子と歯肉炎の関係についてお話ししたいと思います
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
思春期の女の子は、 はぐきが赤く腫れたり、
出血しやすくなったりします。
それは、生理が始まるころから女性ホルモンの分泌が急に増え、
ちょっとした刺激にも敏感になるからなのです。
しかし、はぐきの状態が良くないからといって
歯磨きをやめてしまうのは逆効果です!
歯肉炎を起こす本来の原因は、お口の中の汚れですので、
歯磨きは続けて下さいね

思春期に起こる歯肉炎も少しのことに
気を付けていれば大丈夫です◎
▶▶ 歯とはぐきの境目を丁寧に磨く
はぐきの炎症はお口の中を清潔にしておけば防ぐことができます。
とくに歯とはぐきの境目は要チェックポイントですので、
ぜひ、衛生士さんに上手なブラッシング方法を
教わりにいらっしゃってください

▶▶ バランスのとれた食事をとる
体が急に成長するこの時期は特に、お口や全身の健康のためにも、
栄養バランスの良い食事をとらなければなりません。
よく噛んで食べることも大切です
▶▶ 定期的に歯科医院でチェックを受ける
ご自宅でしっかりと歯磨きができているつもりでも、
実は磨けていないことはよくあります。
定期的にチェックを受けにいらっしゃってください

夏休みが終わり、また忙しい日々が始まると思いますが、
メインテナンス(歯の定期検診)、歯磨きを徹底し、
一緒に歯周病、むし歯予防に努めていきましょう


2015年08月07日
こんにちは
虫歯予防・歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科の歯科助手、井手之上です
セミの声が聞こえたり、虫取り網やかごを抱えた子ども達を見ると「ああ・・・夏だなあ・・・」としみじみ思ってしまいます
さて、本日は虫歯予防の強い味方、リカルデントについてお話しします
お口の中は虫歯菌の出す酸の影響でカルシウムやリン酸といった歯の成分が溶け出す「脱灰」と、だ液の力によって溶け出してしまったカルシウムやリン酸が歯の中に戻る「再石灰化」をくりかえしています。ですが!!!そのバランスが崩れてしまうと虫歯になってしまうのです・・・
(詳しくは2015年2月の馬場さんのブログをご覧ください
)
再石灰化を促しているのは、だ液に含まれるカルシウムなどのミネラル分です。しかし、乳歯や永久歯の生え始める時期やだ液の分泌量が減少してしまう中高年期では再石灰化が抑えられて、虫歯になる危険が高まってしまいます
そこで注目するのがリカルデントです
リカルデントは牛乳由来成分で、歯の原料となるカルシウムやリンを補給してくれる・・・つまり再石灰化を促進してくれるのです
他にも脱灰の抑制や細菌のだした酸を中和する働きもあり,虫歯に強い丈夫な歯をつくることができるのです
また、虫歯菌を弱らせて虫歯の原因となる酸を作らせないキシリトールと合わせて使うことで効果はさらに増大して新しい虫歯の発生を強く抑えることが期待できます
ただ、すぐに効果が現れるものではないので、1日数回、毎日の習慣にしてくださいませ
もちろん!これだけで虫歯が防げるわけではありません
毎日のはみがきをしっかり行いましょう!!
フッ素入りの歯みがき粉やジェルを使うとより効果的です
最後に!!絶対に注意していただきたい事があります・・・
リカルデントはチーズや乳製品、牛乳に含まれている成分です。乳製品のアレルギーをお持ちの方は摂取を控えるようお願いします
2015年07月08日
むし歯予防、歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科の歯科衛生士 郡山です
今日は正しい歯のお手入れ方法についてお話ししていきます
日本の歯磨きの主流は
歯ブラシ1本でお口の中全体のプラークを落とそうとする「パーフエクトブラッシング」









2015年06月20日
こんにちは 
むし歯予防、歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科の歯科衛生士の中村です
6月20日(土) 小田原歯科が、無事改装工事を終え、リニューアルオープン致しました!
改装工事中は、皆様にご迷惑をお掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。









ユニットは新品です

