お知らせ・小田原歯科便り
2016年3月の記事一覧です。
2016年03月30日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の歯科技工士有迫です。
春らしく、色とりどりの花が目立つ季節になり、桜の満開も、もうすぐですね。
さて、今回は皆さんも、一度はかかったと思われる、「口内炎」について、お話ししますね。
だいたい一週間~二週間で自然治癒しますが、時間が経つにつれて、痛みが強くなり、食事の時も楽しむことが、出来なくなりますよね・・・。
お口の中は、細菌、ウイルス、ほこり、などが付着、侵入する可能性の高い部分です。
「口内炎の原因」として
➀物理的刺激によるもの
口の中を噛んでしまった。歯ブラシで口の中を傷つけてしまつた。横に傾いた歯が舌や粘膜を刺激している。矯正器具や入れ歯が当たるなど。
➁唾液の減少
ストレスや薬の副作用による唾液減少。
➂免疫力の低下
睡眠不足や不規則な生活。疲労など。
➃ビタミンB2不足
偏った食生活
➄歯磨き剤の成分によるもの
多くの歯磨き剤に含まれているラウリル硫酸ナトリウムが、口内炎を引き起こすと言われています。
お口の中が不潔な状態になっていると細菌感染により口内炎ができやすくなりますので、
簡単な予防方法として、日頃から、歯磨きの徹底、洗口剤を使って殺菌を行っておくと良いですよ。
2016年03月26日
こんにちは、小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の受付下野です
桜の季節になりましたが、今年の鹿児島は開花が遅いようで、満開まではまだしばらくかかりそうですね
さて、春を心待ちにされている方もいる一方で、花粉症に悩まされている方の中には、春を憂鬱に感じるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか
以前の川井田さんのブログにて、花粉症と歯周病の関係についてお話がありましたが、実は花粉シーズンに入ると、虫歯がなくても上の歯が痛いと感じる人増える傾向にあります
その理由は、花粉症による鼻炎です
人の鼻の両脇には頭蓋骨の中に鼻に通じる上顎洞(じょうがくどう)という空洞があって、鼻炎がひどくなるとそこの粘膜が炎症を起こします。
その場所がちょうど上の歯の根っこの先端辺りなので、その痛みを勘違いして「歯が痛い」と思ってしまうのです。
これを「上顎洞炎」(副鼻腔炎)と言います。
この痛みは、鼻炎が治れば自然とおさまります。
虫歯ではないので、歯を削ったりする必要はありません
ちなみに、受付下野は花粉シーズン関係なく、アレルギー性鼻炎によりこの痛みを感じることがあります
当院では鼻の辺りまで写るレントゲンもあるため、鼻の炎症なのか虫歯なのかをしっかりと診断した上でご説明いたしますので、お気軽にご相談くださいませ
2016年03月24日
こんにちは、小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の副院長の前田です。
最近ようやく、暖かくなってきましたね。
春 ということでボチボチ正月太りを解消すべくダイエットに勤しんでおります今日この頃です。
濱田さんのお父様が禁煙に挑戦されているということで、今日はタバコとインプラントについて書いてみようと思います。
タバコと歯周病の関係は濱田さんが書いてくれたとおりで、いいことは一つもありません
では、インプラントとの関係は…
やはり、いいことは一つもありません。具体的にいうと、
1 血流阻害
タバコにはニコチンが含まれていますがこのニコチンが歯茎の血流を悪くします。インプラントは骨や歯茎に支えられていますので、血流が悪くなると、骨や歯茎に十分な栄養が行き渡らずに抵抗力が下がり、細菌感染しやすくなります。
2 酸素供給阻害
タバコによって発生する一酸化炭素によって、インプラントを支える骨や歯茎に酸素や栄養が不足し、細菌感染しやすくなります。
また、歯茎に感染する菌(歯周病の原因菌)は酸素のない条件下で繁殖するため、細菌の繁殖を助長することになります。
3新しい細胞の増殖を抑制
タバコはインプラントを支える歯茎の回復に必要な細胞の増殖を抑制する働きがあり、またインプラントに付着する骨の増殖も阻害してしまいます。
4 白血球の活動抑制
白血球は細菌と戦い、退治する働きを持っていますが、タバコは白血球を弱らせて、感染しやすい状態にしてしまいます。
5 歯茎の硬化
ニコチンや一酸化炭素によって歯茎がゴツゴツと硬化し、歯茎に炎症が起きても気づきにくくなるため、炎症に気づいたときには、手遅れとなってしまう場合があります。
6 唾液の減少
タバコを吸い続けていると、唾液の分泌量が減少します。すると、タバコの有害物質や細菌が唾液の力で抑えられなくなり、歯茎や骨の炎症をますます助長させてしまいます。
ということで、禁煙をぜひ、おすすめします。
今回はこのへんで失礼します。
2016年03月18日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めている
鹿児島市小田原歯科の歯科助手濱田です
季節の変わり目らしく近頃不安定な天気が続きますが
皆さんいかがお過ごしでしょうか、もう春はすぐそこですね!
いやぁ~待ち遠しかったです
春といえば、新生活、新学期など環境が大きく変わり、
なにか新しいことに挑戦したくなる季節ですよね
個人的な話になりますが、この春、私の父もある大きなことに挑戦し始めたそうです。
それは禁煙です
私の父は自他共に認めるヘビースモーカーだったので
禁煙し始めたと聞いて目が飛び出るほど驚きました
(どうやら人間ドッグの結果がよろしくなかったことがきっかけだそうです)
タバコが身体によくないことは皆さんも良くご存知だと思います。
喫煙を続けている人は、歯周病にかかりやすい、悪化しやすい、
治療しても治りにくいということがわかっています。
その理由は、
・タールが付着すると歯垢や歯石がつきやすい
・唾液が減り口の中が乾燥して再石灰化が不十分
・ニコチンが血管を収縮させ酸素や栄養分の供給が不十分
・ニコチンが免疫細胞の働きを抑え抵抗力も落ちてくる
などがあげられます。
そして他にもこんなデメリットが・・・
・タバコのヤニで歯が汚れる
・歯肉にメラニンが沈着するので歯肉の色が悪くなる
・下の表面につく舌苔にヤニがつき口臭が発生
・高血圧などの生活習慣病にもつながる・・・などなど
いかがでしょうか・・・
それに対して、禁煙をすると、
歯周病だけでなく口腔ガンのリスクも減り、食べ物がおいしく感じられるなどなど
メリットがたくさんあります。一石ウン鳥です。
タバコを吸われている方、またはタバコを吸われている方が身の回りにいる方、
この春、禁煙を始めてみてはいかがでしょうか(すすめてみてはいかがでしょうか)
私の父も禁煙が成功することをひたすら願っております・・・
以上、父を見習ってなにか新しいことに挑戦をしなければと
あわてている濱田でした
2016年03月12日
こんにちは
小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科、歯科衛生士の川井田です
最近、暖かくなってきていよいよ本格的な花粉シーズンですね
さて、そんな花粉症の人にとってはつらい時期ですが、実は春には歯のトラブルも増加すると言われます。
花粉症の主な症状の一つが、鼻水・鼻づまり。酷い時には「鼻で息ができない!」という人も多いのではないでしょうか
実はこの症状こそが歯周病を招く原因となるのです
鼻呼吸ができないと、自然と口呼吸になります。そうすると、口の中の水分が蒸発して、カラカラに乾いてきます。
その状態が続くと歯の周りに歯垢(プラーク)がつきやすくなってしまい、これが歯周病の直接的な原因となるのです。
ただでさえ、花粉症でつらいのに歯周病にまでなったら怖いですよね。
まずはとにかく、免疫力を下げないようにすることが大事です
気温差が激しいと体調を崩しやすくなりますが、それに負けないように
栄養のあるものを食べたり、しっかり睡眠をとったりすることを心がけましょう。
また、花粉症の症状が重い人は、こまめに水分補給をするなど、できるだけ口の中の水分がなくならないように気をつけてくださいね。
そして、その分丁寧に歯磨きをするようにしましょう
季節の変わり目は、体だけでなく歯にとっても危険な時期なので、定期健診でご自身の歯が歯周病に侵されていないかチェックしてもらいましょう