お知らせ・小田原歯科便り
2024年03月16日
こんにちは
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防につとめている鹿児島市の小田原歯科、歯科衛生士の田中です
最近は暖かい日も多く、インフルエンザも落ち着いてきましたね。
マスク無しでお出かけすることも増えてきたのではないでしょうか?
笑顔の印象をさらにアップさせるのは、輝く白い歯です
でも毎日歯磨きをしているはずなのに、気づくと前歯に着色が…なんて気になることはありませんか?
歯の着色の原因は加齢によるものだけではありません。
タバコのヤニやワイン、コーヒーなど色の濃い食品に含まれる色素などが、歯の表面を覆っている唾液の中のたんぱく質(ペリクル)と結合して茶色の汚れ(ステイン)になります
この他にも、食後はきちんと歯磨きしているのに、歯が着色しやすいという人は「口呼吸」をしているのかもしれません。口呼吸をしていると、唾液が乾いてしまいます
唾液には浄化作用もあるので、鼻呼吸の人は常に歯が濡れている状態になり、口の中に残った食べかすや汚れを洗い流しています。
ところが、口呼吸で口の中が乾燥すると浄化作用が発揮されず、歯に汚れが付きやすくなり、着色の原因となるのです
口呼吸は百害あって一利なし。歯の着色が気になる方は、鼻呼吸を心がけましょう
当院でも自費診療になりますが、前歯の表側の着色取りができるので、気になる方はスタッフにお声がけ下さい
2024年03月09日
こんにちは
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防につとめている
鹿児島市の小田原歯科 歯科衛生士の有馬です
まだまだ朝晩の冷え込みがありますがいかがお過ごしでしょうか
さて、唇を閉じている時にみなさんは歯がくっついていませんか?
普段は上下の歯は常に接触していると思われがちですが、
実際に接触している時間は1日20分程度が正常とされています
上下の歯が接触するのは会話をするときや食事中咀嚼をするときだけです
無意識のうちに上下の歯を接触させてしまう癖を「上下歯列接触癖」と言います
上下歯列接触癖があると、歯の接触が長時間に及び、咬筋や周囲の筋肉が疲弊しやすくなります
それに伴い、頭痛やめまい、肩こりなど全身の不快症状を引き起こすことや
歯が割れる、ヒビが入る、詰め物がこわれる、歯周病の進行にもつながります
上下歯列接触癖がある方は、上下の歯を離す習慣づけを毎日繰り返しているうちに改善することができます
付箋に「歯を離す」と書いたものを
普段目に付くところに貼っておくと効果的ですよ
2024年03月02日
こんにちは鹿児島市で成人の歯周病予防、小児のむし歯予防に取り組んでおります小田原歯科の歯科衛生士、西村です。
みなさん、「歯石」という言葉を聞いたことがある、という方は多いと思います。なんとなーく、放っておくと良くない、というイメージをお持ちではないでしょうか?
今日は、なぜ歯石を取らなければならないのか、というお話です。
歯石とは、歯に付いた最近の塊であるデンタルプラークが時間が経つにつれてカチカチに硬くなったものです。プラークのうちなら柔らかいので、セルフケア(歯ブラシ)での除去が可能ですが、歯石になってしまうと歯ブラシでは取れなくなります。歯石の表面はデコボコしているので、その上にさらにプラークが積み重なっていき、放置すると細菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯周病を進行させてしまいます。そこで、歯科医院での定期的なクリーニングが重要になってきます
定期的に歯石を取るメリットとして
①歯周病やむし歯の予防になる→歯が長持ちする!
②お口の中を清潔に保てるので、誤嚥性肺炎の予防になる
③痛みもほとんどなく、クリーニングできる
④健康寿命を延ばすことにつながる
などが挙げられます。
長く歯石を取ってないな、とお思いの方、ぜひご来院下さい
2024年02月23日
こんにちは鹿児島市で成人の歯周病予防、小児のむし歯予防に取り組む小田原歯科の歯科衛生士 宇治野です
タイトルの通り今年もスギ花粉の飛び交う季節になりました。
当院でも自分を含めあちこちで鼻をかむ姿が・・・
ところで皆さん、正しい(?)鼻のかみかたをご存じでしょうか?
鼻が詰まっていると、ついつい力いっぱいびび~~~ん!!と両鼻から一気に押し出そうとしてしまう人もいるようですが。。。
鼻に優しいかみ方は、口から息を吸って、片方ずつ、ゆっくり小刻みに です
力任せにかんだり、両鼻で一度に出そうとすると、鼻や耳を傷めたり、かえって花粉(ほかにもウイルスや細菌)を奥の方に送ってしまったりと、余計に悪化する原因になることも
また、鼻水をすすりすぎるのも症状の悪化や耳の病気を引き起こし、ひどい時は難聴やめまいを招きますので、鼻詰まりを感じるときなどはティッシュなどを持ち歩くのをお忘れなく
鼻がつまることで口呼吸になると、感染症のリスクが高まるのは勿論、一生モノのデメリットとして、口蓋の成長不良による歯列不正や骨格の成長不全、それによってさらに鼻呼吸がしにくくなり口呼吸になって・・・と悪循環を招きます。
口呼吸のデメリットはむし歯・歯周病の悪化のほかにもポカン口(ぐち)や前歯の歯並びの悪化、構音や発音障害 etc.etc....、まだまだほかにもたくさんありますのでそちらはまたいつかの機会に
皆さん正しい鼻呼吸ライフで快適な人生を
それでは最後に、杉並木が素晴らしい、霧島六社権現の一社「狭野神社」を詣でた時の写真です(ちなみに今年の正月の花粉的安全期間のものです)
2024年02月14日
こんにちは
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科 歯科助手の井手之上です
少しずつ暖かい日が多くなり、春に近づいているように感じますが
まだまだ一日の寒暖差もあり体調を崩したり風邪をひいたりしやすい時期だと思います
わたしは寒いときやホッとしたいときにココアを飲むのですが、今日はそのココアについて少しお話したいと思います
ココアには体の免疫力を向上させて風邪予防にきくと言われていますが、
「テオフィリン」という空気の通り道を広げて呼吸を楽にしてくれる成分も含まれています
人の体は風邪をひくと咳をしてウイルスを外に追い出そうとしたり、空気の通り道を狭くして体を守ろうとします
でも、その作用が強く出すぎてしまうときにはココア・・・かもしれません