むし歯予防、歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科の歯科衛生士 郡山です
今日は正しい歯のお手入れ方法についてお話ししていきます
日本の歯磨きの主流は
歯ブラシ1本でお口の中全体のプラークを落とそうとする「パーフエクトブラッシング」それに対して歯科先進国スウエーデンでは、最も歯周病やむし歯が発生する危険性が高いリスク部位、萌出時期に集中した口腔清掃が30年前から実践されています
部位によって、磨きやすさはことなります
そのため、すべての部位に同じ時間をかけて磨くのではなく、磨きづらいところから磨くことで、プラーク除去率は大きく変わります
自分の磨きにくい部位をしっかり把握し、そこを集中して磨くことでより適切なプラークコントロールができるのです
リスク部位に着目したメインテナンスを行うことで、生涯歯を守れる確率が97,7%に上ることが証明されています
歯ブラシ以外も大切です
日本では 歯磨き=歯ブラシ が、一般的ですが、スウエーデン型は 歯ブラシ+a
歯ブラシ1本で全てをまかなおうと無理するのではなく、磨きづらいリスク部位はその部位にあわせた道具を使う
リスク部位にあわせた清掃道具を併用することで、より簡単にプラークを除去することができるのです