お知らせ・小田原歯科便り
2015年3月の記事一覧です。
2015年03月27日
こんにちは
虫歯予防、歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科の歯科助手、井手之上です
もうすぐ4月・・・先日は甲突川でもお花見が解禁されて、当院の近くにある御召覧(ごしょらん)公園の桜もきれいに咲いてすっかり春らしくなってきたなあと思うこの頃です春と言えば、気分を一新したり、新しいことをはじめるのにとってもいい季節ですよね
「今まで気になっていたけど・・・」「少し興味あるなあ」という方!!ぜひこの機会にメインテナンス、始めてみませんか???
先週は馬場さんが定期検診の大切さについて書かれていらっしゃいましたが、本日は当院でのメインテナンスで行っているPMTCという歯のおそうじについてお話しさせていただきます
PMTCとは、P(プロフェッショナル)専門家による M(メカニカル)機械的な T(トゥース)歯の C(クリーニング)清掃
という意味で、先生や衛生士さんといった専門家による徹底的な清掃のことをいいます
現在、日本人のほとんどが毎日歯みがきをしていますが、それでも虫歯や歯周病になってしまう方が後を絶たないのはどうしてなのでしょうか??
それは、歯みがきだけでは念入りに磨いていても磨き残してしまっている事が原因のひとつでもあります。
とくに、1:歯と歯のあいだ 2:歯茎と歯の境目 3:歯のこまかい溝
といった場所のこびりついた汚れは歯みがきでも磨き残してしまうことが多いのですなので、このような歯みがきでは落とせない汚れをやわらかいゴムのチップなどを使ってはがしとって悪玉菌の多い状態を善玉菌の多い状態にしてしまおうというのがPMTCなのです
さて、ここでPMTCを使った虫歯予防の研究についてご紹介します。
定期的にPMTCを受けたグループとそうでないグループで20年間の間、どのくらい虫歯が発生したかを比較したところ・・・
なんと!!
PMTCを受けなかったグループは、PMTCを受けたグループに比べて70%も虫歯になってしまったのです!!また,定期的にPMTCをすることで、97.7%歯を守ることができるということも立証されているのです
なので、ぜひ毎日の歯みがきとメインテナンスによるPMTCをオススメします!
2015年03月24日
こんにちは
虫歯予防、歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の受付・歯科助手の馬場です
桜もポツポツ咲き始め、いよいよ春めいてきましたね
先日は衛生士の郡山さんが入団している、宮之城吹奏楽団の定期演奏会に行って参りました
とても素晴らし演奏で、大感動でしたよー
さて、今回はホームページ内にも書いておりますが、「定期」繋がりで定期検診の重要性について
改めてお伝えしたいと思います
クリーニングをしたり、歯周ポケットの深さを測ったり、歯ブラシの磨き残しやブラッシングの
仕方をチェックしたり、痛いところはないけれど定期的に先生に診てもらったり…。
これらのことが本当に重要なことなのだろうかと思われる方もいらっしゃるかと思います
小田原歯科では、患者様方の歯の歴史をグラフ化し、年齢と共に患者様ご自身の歯の数がどのように
変化したかを見てもらっています
たくさんの患者様の歯の歴史をグラフ化しましたが、定期検診を受けられている方のグラフは
このような形が多いです
↓↓↓
(下の数字が年齢、右横の数字が歯の数です)
また、以前は歯が痛くなった時だけ来られていたけれど、歯をどんどん失ってしまい、
定期検診の大切さを身を以て感じられ、このようなグラフになった方もいらっしゃいます
↓↓↓
これらのグラフからもわかるとおり、定期検診は歯を失わないために行う最も大切なこと、
イコール健康に生きていくうえで必要不可欠なことなのです
すぐに効果が実感しにくいため、心が折れて定期的に通うことが
おっくうになることもあるかもしれません
ですが、『定期検診』は確実にあなたの歯の健康を守ってくれます
それに、一枚目の写真のグラフのように60代の方が40代の時と同じ歯の数ということは、若さも維持
できているということですよね素敵
親からもらった大切な大切な歯(財産)を定期検診でしっかり守っていきましょー
2015年03月16日
虫歯予防、歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の歯科衛生士 郡山です
みなさんは、歯周病がお口の中だけでなく、全身の健康にも影響を与えるということをご存知ですか
歯周病が進行すればするほどお口の中の細菌の数は増加し、常にお口の中が炎症状態になります
炎症が起こっている歯肉は血管が増殖するため赤く腫れ、少しの刺激で出血しやすくなります
出血しやすくなるということは、そこから歯周病菌が入り込み、血液を通じて全身に流れていくのです
なかでも脳梗塞になる確率は、健康な歯肉の人の約2.8倍
低体重出産・早産の確率はなんと約7倍にものぼります
これはアルコール摂取や喫煙によって起きるよりもずっと高い数字なんです
•その他の歯周病と関係があるとされる全身疾患
低体重児早産、糖尿病、関節炎、腎炎、骨粗しょう症、動脈硬化、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、メタボリックシンドローム、誤嚥性肺炎などなど・・・
「歯科医院に行かなくても別に命に関わることはないだろう」と思ったことはありませんか??
お口は命の入り口です。健康で豊かな生活を送れるようにしっかりと歯のクリーニングを続けていきましょう
2015年03月07日
虫歯予防・歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科の歯科技工士有迫です。
補綴物(詰め物や被せ物)の素材には様々な種類があり、その中の一つ、セラミックの特徴についてご紹介します。
材質はガラスでできています。
透明感があり、自然の歯に近く仕上げることができます。
歯垢や食べ物の色素が付きにくいため、半永久的に色が変わることがありません。
セラミックの補綴物には、大きく分けてメタルボンドとオールセラミックがあります。
メタルボンドとは、金属のフレームにセラミックを焼き付けたもので、金属で補強しているため、耐久性に優れています。
オールセラミックとは、100%セラミックのみでできています。
金属を使った場合、金属イオンによって歯茎が黒ずんだりするのですが、オールセラミックの場合、このような不安がなく、また金属アレルギーの心配もありません。
ただ、セラミックにも欠点がないわけではありません。
材質の性質上、欠けたりすることがあり、保険でも認められていないので、高額になります。
今回はセラミックの特徴をまとめてみました。