お知らせ・小田原歯科便り
2016年8月の記事一覧です。
2016年08月31日
こんにちは
小児の虫歯予防、成人の歯周病予防につとめている鹿児島市の小田原歯科 歯科助手の井手之上です
もう今日で8月も終わり、明日からは9月ですね9月といえば、2学期も始まりますし、十五夜もありますね
今年の十五夜は9月15日のようです
十五夜といえば、お月見のお団子・・・お団子といえば緑茶ととっても合う・・・・
ということで!本日はお茶についてお話いたします
お茶の成分といえば、カテキンやビタミンCが代表的ですね
まず、カテキンにはお通じを改善してくれる働きがあるのです
カテキンには殺菌作用があり、よく風邪を引いたときに緑茶でうがいをすると良いといわれますが、
カテキンの殺菌作用には悪玉菌にだけ効果があり、弱った悪玉菌優勢の町内環境を善玉菌優勢の環境に整えてくれます。
カテキンは小腸で吸収されずにたんぱく質にくっつきやすい特徴をいかして大腸に届きます。そして、大腸で善玉菌によって分解されることにより大腸の中で善玉菌が増えていきます。
このように、カテキンは町内環境を整えてくれるだけでなく、腸にも良い刺激を与えてくれる成分なのです!
次に、ビタミンCについて・・・
お茶にはストレスを和らげてくれる働きがあります
これは、日本茶には情緒を安定させてストレスを和らげる働きのあるビタミンCが豊富だということがわかっていて、
緑茶は飲むだけでなく、その香りでストレスを解消してくれる効果もあるのです
緑茶を1日5杯飲むことにより、溜まったストレスの20%が軽減されるというデータがあるのです
なにかと疲れる季節の変わり目は
ほっと一息、
緑茶を飲んで心も体もリラックスしましょう~~
2016年08月26日
こんにちは
小児の虫歯予防と、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科受付の馬場です
8月も末になりましたが、まだまだ溶けそうになるほど暑い日々が続いていますね
夏休みもあと4日程。
お子さん方にはあっという間の1ヶ月だったことでしょう
今年も、学校の歯科検診で歯医者に行ってくださいと言われたお子さんがたくさんいらっしゃいました
いらしたお子さん方のほとんどが唾液検査をして、虫歯リスクを衛生士と一緒に確認し
日々の食生活や、セルフケアの見直しをしていただきました
セルフケアの見直しという点で、なにげなく口の中にたまる唾液ですが
この「唾液」を出すという習慣をセルフケアメニューに取り入れることも重要です
唾液の役割は度々、このブログ上でスタッフがお伝えしていますが、
自浄作用(口の中の汚れを唾液によって洗い流しきれいにする作用)や
緩衝作用(酸性になった口の中を中性に戻す作用)、
再石灰化作用(酸によって溶けた歯を再び再生する作用)等が挙げられます
なかでも虫歯リスクの高い方に特に有用なのが「刺激唾液」です
モノを咀嚼することで分泌される刺激唾液は、モノを咀嚼しない時の「安静時唾液」
に比べると酸性に傾いた口内を中性に近づけ歯の脱灰を防ぐ『重炭酸塩』という
成分が何と最大約60倍も多く含まれています
そしてこの『重炭酸塩』を多く含む刺激唾液を出すのに有効なものが…
デンタルガムなのです
つまりデンタルガムはただ口寂しい時のお菓子の代用品ではなく、
立派なデンタルセルフケア用品なのです
皆さんもぜひ、デンタルガムを噛んで唾液を出す習慣をセルフケアメニューに取り入れてみてください
2016年08月24日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の歯科技工士有迫です。
今日は、日本記念日協会が認定した、「歯ブラシの日」だそうです。
なぜ、8月24日かというと8と24で歯ブラシ・・・?という語呂合わせになるようですが・・・。
今の日本では、だいたい皆さん、歯を磨いていることになっています。
しかし、それにもかかわらず30歳以上の8割の人が歯周病とはどういうことでしょうか。
歯周病は今や、心臓疾患や糖尿病などあらゆる全身病のもとになっていると言われています。
従って少しでも皆さんに歯磨きに関心を持ってもらってご自身に合った正しい歯ブラシを選んでブラッシングしてもらおうということのようですね。
歯ブラシは、現在約800種類も発売されているようです。
一人一人の歯並びや、お口の状況によって歯ブラシも磨き方も変わってきています。
歯科衛生士があなたのお口のに合わせて指導してくれます。
是非、気軽に相談してみて下さいね。お待ちしています。
2016年08月20日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科の受付下野です
さて、オリンピックもいよいよクライマックス
前回の前田先生のブログにもありましたが、何を隠そう私も連日のメダルラッシュに寝不足の毎日を送っております
メダルを獲ったり、自分の力を発揮した選手の皆さんの笑顔、すごく素敵ですよね
そんなトップアスリートの活躍に、実は歯も大きく関係していることを皆様はご存知でしょうか
実は運動能力と歯は密接な関係にあるのです。
歯並びが悪いと、どうしても悪い噛み合わせになったり、噛み癖がついてしまうのですが、こうした噛み合わせの違和感は重心移動に悪影響を与えるのです。
また歯並びは筋力とも関係があり、力を発揮するときに顎が正しい位置になければ十分に力が発揮されないことも明らかになっています。
顎を正しい位置にする際にも歯並びが非常に重要です。
歯並びが歪んでいると、正しい位置に顎を固定することができなくなります。
他にも、歯並びの悪さは姿勢にも影響を与えます。
人間の体は多少の歪みやズレは補正してくれますが、体のどこかにひずみが生じ、その状態が長く続いていると体全体の筋肉や骨格のバランスが崩れて、姿勢が歪んでしまうのです。
それではパフォーマンスを最大限に発揮することができません。
歯並びの悪さは全身へ影響を与えることが明らかになっているので、一流選手は歯の重要性を理解しています。
つまり、トップアスリートに虫歯が少ないのも歯並びがきれいなのも当然の結果なのです。
スポーツ選手と歯との意外な関係、今回はオリンピックにまつわる話題をお届けいたしました
2016年08月19日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の副院長前田です。
連日、オリンピックでのメダルラッシュに眠れぬ日々を送っている方も多いと思いますが、皆様どうお過ごしでしょうか?
今回は睡眠について少しおはなしします。
最近、睡眠に障害を抱えている人が増加中ですが、なかでも「睡眠時無呼吸症候群」という言葉をよく聞かれると思います。
「睡眠時無呼吸症候群」というと、太った中年男性に多いというイメージを持たれる方が多いと思いますが、実際にはやせている女性にも増えているのが現状です。
大半の場合、太くなった首の肉が睡眠中に気道を塞いでしまうことで起こるのが原因とされています。しかし、やせている人でも、下顎が重いため、もしくは口呼吸によって下顎が下がって気道を塞ぎ、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすとのことです。
無呼吸を繰り返すと、血液中の酸素濃度が30%前後さがってしまうことがあります。すると、突然血圧が上がったり、血流が速くなったりします。そのため、心臓や脳に梗塞などの障害が起こってしまうケースもあるとのことです。
治療法としてはマスクを鼻に装着して、睡眠中にも気道に空気を送り続けるCPAP療法が普及しています。また、下顎が上顎より上に位置するように保つ(仰向けの状態で)マウスピースも登場しています。これは歯科で作製可能です。
実は私の父も睡眠時無呼吸症候群がありまして、心筋梗塞を起こしてから発覚したのですが…
私もこれから気をつけていこうとおもいます。
本日はこの辺で失礼します。