こんにちは、小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努める、鹿児島市小田原歯科副院長の前田です。
8月の水不足とは打って変わって、9月は台風が立て続けに上陸していますが、皆様どうお過ごしでしょうか?
今回のお話は口腔ケアについてです。
口腔ケアと聞くと、お口の中をキレイにするために行うものというイメージが強いと思います。
もちろん、口腔清掃はとても大切なことですが、口腔ケアにはお口の機能を高めるためのケアもあります。
お口の中をお掃除して清潔に保つためのケアを、 「器質的口腔ケア」といいます。
歯磨きという言葉がありますが、お口の中の汚れは歯についているものだけではありません。
頬の内側や歯茎、舌にも同じように汚れは付着します。その中には多くの細菌が繁殖しています。
細菌の繁殖を防ぐために、お口の中の歯垢や食べかすをきれいに取り除く必要があります。
そして、お口の機能を回復させ、維持・向上させるためのケアを「機能的口腔ケア」といいます。
口腔機能とは主に、噛む、飲み込む、話す、笑うなどのお口の働きのことを言い、お口の筋肉が
スムーズに働かなくては思い通りに行きません。
ご自分のお口から美味しく召し上がることや、親しい方との会話を楽しむことは口腔機能が維持
できているからこそ、できることです。
身体にリハビリがあるように、お口にもリハビリは必要です。
お口のリハビリをすることで、筋肉や脳が刺激され失われていた口腔機能が回復することもあります。
小田原歯科では訪問診療により口腔ケアも行っておりますので、ご相談・ご要望等ありましたら、
お気軽にお問い合わせください。
では、本日はこの辺で失礼します。