こんにちは 鹿児島市の小田原歯科の歯科衛生士 宇治野です。
冬至も間近に迫り、すっかり日が短くなりました今年は大寒波と大雪がありませんように
1990年(平成2年)12月2日は、日本人が初めて宇宙飛行をした日だそうです。
TBSの記者をしていた秋山豊寛(あきやまとよひろ)氏が、ソビエト連邦のソユーズ船に乗って宇宙に飛び出した記念すべき日です
宇宙からの第一声が「これ、本番ですか?」だったのは有名ですね
最近は民間の宇宙船の開発も進んでいて、私たちも宇宙に飛び出せる日が近いかもしれません
と こ ろ が ・・・
宇宙空間に飛び出すには、歯の健康は絶対です。 小さなむし歯でも大きな問題となるからです。
宇宙空間に限らず地球からの高度が高くなれば、気圧は下がります。 むし歯などで歯や歯槽骨に空洞があれば、なかの空気は膨張し内側から歯や歯周組織を圧迫します。 その際痛みが生じる場合があるのです。
ですから、宇宙飛行士の選考基準の一つに「むし歯がないこと」があります。 もちろん、むし歯があっても完璧に治療してあれば問題はありません。
また、宇宙空間では、食べる宇宙食は歯にくっつきやすい、唾液も無重力状態では浮いてしまって、充分にむし歯菌を洗い流せない、むし歯菌自体も無重力状態では地上の数十倍も繁殖しやすい、などのことから、むし歯になりやすい環境だそうです。 もしむし歯になって、鎮痛剤でも痛みがおさまらない場合は、歯を抜くという決まりになっています。
そのため、宇宙飛行士は歯を抜く訓練も受けているとのことです。わ~ぉ
宇宙に行きたい方は、日頃のケアと歯科医院でのメンテナンスでお口の健康を保ちましょう