皆さんこんにちは
鹿児島市で小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に努める小田原歯科の歯科衛生士 宇治野です
秋と言えば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と、さまざまな秋の楽しみがありますね。
今回はちょっと「~の秋」の由来について考えてみました。
まず、スポーツの秋
秋の平均的な気温は18度前後。これは体を動かすのに適した気温だそうです。
また農作物の収穫が一段落して、秋晴れなどと言われるように天候の良い日も続くことから運動会などが秋の行われる傾向にありました。(最近は違うみたいですが)
そこに東京オリンピックが開催され、開会式のあった10月10日が「体育の日」と制定されたことから、この日を中心として運動を楽しむ風潮が生まれ「スポーツの秋」と言われるようになったそうです
次に読書の秋
夏の暑さもひと段落、夜も過ごしやすくなり集中しやすい気温・湿度になることから秋ごろの機構は読書に集中しやすいんです
また、古代中国の詩にも「時秋にして積雨晴れ、新涼郊墟に入る。灯火ようやく親しむべく、簡編(かんぺん)巻舒(けんじょ)すべし」とあります。
「秋になると長雨も晴れ、どこも涼しくなる。秋の夜は灯火の下で読書をするのにふさわしい、書物を開いてみよう」と言う意味ですね
この詩が夏目漱石の「三四郎」と言う小説で取り上げられて、日本でも「読書の秋」が広まったようです
さて最後は「食欲の秋」
秋と言えば実りの季節。穀物、野菜、果実、魚と秋の俊の食べ物は枚挙に暇がありません
近年では輸送や保存技術が発達し一年中おいしいものが食べられますが、やはり採れたての旬の食材にはかないませんね
また、人間にはまだ「冬に備えて脂肪を溜め込む」と言う本能が残っているそうで、寒い冬を乗り切るエネルギーを蓄えるためにも、秋になるとより食物がおいしく感じられ、食欲が強くなるそうです
おいしいものをよりおいしく食べられる秋!もりもり食べて、寒い冬に備えましょう