こんにちは
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に努めている
鹿児島市の小田原歯科 歯科衛生士の田中です
六月に入り雨が降ることが多くなりましたが
みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
今日は、夏季に流行するウイルス性の感染症
「手足口病」についてお話していきたいと思います
患者のほとんどは小児で、5才未満の小児が
80%をしめる手足口病ですが、
まれに大人にも感染することもあります!
症状の特徴は
・潜伏期間は 3~6日
・口の中・手のひら・足の裏や甲に水疱性の発疹、
発熱、つめがはがれることも
・口内炎の痛みから、飲食を受付けずに
「脱水」になることも
・まれに髄膜炎の合併 、、などがあります
手足口病はくしゃみなどの際に出る「飛沫感染」と、
なめて唾液や鼻水がついた玩具の貸し借りなど手が
触れることで感染する「接触感染」が主な感染源です
また、回復後も口(呼吸器)から1~2週間、
便から2~4週間にわたってウイルスが排泄されるので
おむつなどの交換後に汚染された手指を介しても
感染が広がります
対策方法としては、しっかり手洗い・消毒をし
感染をストップさせることやマスクなどをつけ
予防を行っていくことが大切です
小さなお子様がいらっしゃる方は特に気をつけて
ぜひ対策や予防を行ってくださいね