こんにちは
小児の虫歯予防と、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科受付の馬場です
8月も末になりましたが、まだまだ溶けそうになるほど暑い日々が続いていますね
夏休みもあと4日程。
お子さん方にはあっという間の1ヶ月だったことでしょう
今年も、学校の歯科検診で歯医者に行ってくださいと言われたお子さんがたくさんいらっしゃいました
いらしたお子さん方のほとんどが唾液検査をして、虫歯リスクを衛生士と一緒に確認し
日々の食生活や、セルフケアの見直しをしていただきました
セルフケアの見直しという点で、なにげなく口の中にたまる唾液ですが
この「唾液」を出すという習慣をセルフケアメニューに取り入れることも重要です
唾液の役割は度々、このブログ上でスタッフがお伝えしていますが、
自浄作用(口の中の汚れを唾液によって洗い流しきれいにする作用)や
緩衝作用(酸性になった口の中を中性に戻す作用)、
再石灰化作用(酸によって溶けた歯を再び再生する作用)等が挙げられます
なかでも虫歯リスクの高い方に特に有用なのが「刺激唾液」です
モノを咀嚼することで分泌される刺激唾液は、モノを咀嚼しない時の「安静時唾液」
に比べると酸性に傾いた口内を中性に近づけ歯の脱灰を防ぐ『重炭酸塩』という
成分が何と最大約60倍も多く含まれています
そしてこの『重炭酸塩』を多く含む刺激唾液を出すのに有効なものが…
デンタルガムなのです
つまりデンタルガムはただ口寂しい時のお菓子の代用品ではなく、
立派なデンタルセルフケア用品なのです
皆さんもぜひ、デンタルガムを噛んで唾液を出す習慣をセルフケアメニューに取り入れてみてください