初めまして こんにちは。
小児むし歯予防、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の歯科助手 上湯瀬です
今年の8月に入社し、右も左もわからないことだらけでご迷惑をかけると思いますが、宜しくお願いします。
今回は歯みがきについてのお話です。
歯をしっかり磨いているのに虫歯や歯周病が増えている一因は、日々の歯磨きの方法にあります。
不適切な方法で同じ箇所ばかり磨くと、歯と歯を覆うエナメル質の薄い部分が削れて中のセメントがむき出しになります。
歯周病やむし歯を防ぐための歯磨きで肝心なのは
1日1回は歯と歯の間や歯と歯茎の境目にある歯垢を丁寧に落として、口の中をリセットすることが必要です。
歯垢の中でむし歯や歯周病の細菌が増えるのに約24時間かかるそうです
歯みがきをするにあたって力を入れすぎないのも大事です。
また、歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシなどを使ってお掃除することもおすすめで、
歯ブラシのみで落せる歯垢は約6割
フロスや歯間ブラシを併用すれば、8割ほど落とすことができます。
また歯磨きの後のうがいも歯磨き剤を吐き出した後に少量の水で1回うがいをし、その後は1~2時間飲食をしないことで
歯みがき剤の効果を高めるコツもあります。
歯みがき剤に配合されているフッ素(フッ化物)などの薬用成分の効果を得るためには十分な量を使用した方がいいです。
○歯が生えてきてから2歳 米粒程度(1~2mm)
○3~5歳 グリーンピース程度(5mm)
○6歳~成人・高齢者 歯ブラシ全体(1.5cm~2cm程度)
が目安です。
いつまでもきれいで健康な歯を保てるように気を付けていきましょう