こんにちは
小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に努めている鹿児島市の小田原歯科の歯科衛生士 有馬です
だいぶ涼しくなり過ごしやすくなりましたね
さて、みなさんは治療中断になっている歯はありませんか?
歯科の治療には患者さんが中断しやすい場面があります
応急処置で痛みが消えたとき
痛みが激しいときはまずその炎症を鎮める処置をします。
痛みが落ち着いてから実際の治療が始まりますので、中断するとまた同じような状態に戻ります。
被せ物の方をとり終わったとき
被せ物を作るために通院間隔が少し開きます。
作った被せ物はなるべく早く入れないと、お口の中の状態が変化して合わなくなります。
仮歯を入れたとき
仮歯を入れると見た目も元に戻って、日常的に不自由しなくなりますが、仮歯は仮止めしているだけの弱い歯ですので簡単に取れます。
また、再度治療を開始した時には自分の歯は最初の時以上に悪くなることが多いです。
歯の神経の治療中
歯の根の治療は繊細な処置を繰り返して、細菌が根の中で繁殖しないようにします。
中断してしまうと炎症の悪化などトラブルが起き、最悪の場合だと歯を残すことができなくなってしまうことがあります。
治療の途中だと完治していないことに加え、治らない状態で放置しているので新たな病気が始まる危険性が高まります
そのため場合によっては最初に受診したときよりもお口の健康が損なわれることになってしまいます
一生自分の歯で過ごすことができるよう、治療は最後まで受けるようにしましょう