お知らせ・小田原歯科便り
2016年5月の記事一覧です。
2016年05月11日
こんにちは
小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の受付馬場です
新年度を迎え、1ヶ月半少しずつ新しい環境に変わられた方も慣れてこられたのではないでしょうか
そんな中、近頃よくこのようなお電話を頂きます
「ラグビー用のマウスピースをそちらで作ることはできますか?」
ラグビー部に入部されたお子様のお母様方からのお電話で、ここ1~2週間でも3、4回ほど頂きました
そのご質問に対しての答えは…「お作りいたしております」保険は適応されませんが、
自費診療としてご希望があればお作りしております
激しくぶつかり合うラグビーではマウスピースの装着が一部義務化されているそうです
試合中にマウスピースをつけることで歯列をしっかり噛みあわせることができたり、
歯自体への損傷や、歯による口内のけがを防いだり、
脳への振動を軽減することができるのです
マウスピースはラグビーなどのスポーツをされる方だけではなく、
歯ぎしりや、くいしばり、顎関節症などでお困りの方への
治療法としても作成しております
つい先日テレビで睡眠をテーマにした番組が放送されていましたが、
出演していた女優の菜々緒さんもかなり歯ぎしりをしてしまわれるようで、
マウスピースを装着して寝ていると言っていました
歯ぎしりのある方はかなり強い力でギリギリと歯と歯を擦り合わされるので
歯が擦り減ってしまって、歯の内側が見えてしまっている方も少なくありません
また、くいしばりのある方は、ぎゅーっと力が入ることで、
あごあたりの筋肉が凝り固まってしまわれる方が多いようです
マウスピースを装着してお休みになるだけで歯へのダメージや凝りは軽減することができます
歯ぎしりやくいしばり、顎関節症などは保険適応で作成することができますので、
それらでお悩みの方は是非ご相談くださいませ
ちなみに、スポーツ用マウスピースは5400円(税込)でお作りすることができ、
お色も9色の中からお選びいただけますので、
ご希望の方はご連絡いただければ対応させていただきます
今年、ラグビーでマウスピースを作成される方が昨年よりもはるかにいらっしゃるのは、
やはり五郎丸選手等の影響なのでしょうか素晴らしい
2016年05月07日
こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の歯科技工士有迫です。
だんだんと、湿度の高くなる時期になってきましたね。
これからの時期は、食中毒に気を付けたいですね。今回は、食中毒についてお話しします。
食中毒は、一年中発生しますが、湿度や気温が上昇する、梅雨時から夏にかけては、 細菌が繁殖しやすい環境となるため
特に細菌性の食中毒が発生しやすくなります。できれば、起こりたくないものです・・・
そこで、食中毒の予防方法は、大きく二つに分けられます。
「口に入る前の予防」
➀手洗いすること。
➁食べ物に熱を加えること。
➂包丁やまな板、食器をよく洗い消毒すること。
「口に入ってからの予防」
➀よく噛むこと。
➁食事中は水を飲みすぎないこと。
ここで注目したいのが、「口に入ってからの予防法」です
食べ物を消化する、胃の働き
胃の中は体温と同じ37℃、なので、いろいろな菌が繁殖しやすい、そのために菌を殺す胃液が分泌されます。
食べものについた菌は、本来胃液によって死滅するはずです。ところが、何らかの理由によって腸に入り込んで増殖し、
食中毒を起こすと言われています。
ニュースで時々耳にする食中毒事件。同じ食べものを食べても、食中毒の重軽度が違ったりしますが、その違いは何でしょうか?
一つは、よく噛まないで、飲み込む。二つ目は、水などの水分と一緒に流し込む。この二つの、食べ方の習慣がある方です。
水分を多量にとると胃は、食べものを早く腸に送り、その後生き残った菌が、腸に流れて食中毒を起こす可能性が 高くなるというのです。
よく噛んで、食べものの表面積を増やして、胃液に触れやすくすれば、食中毒の予防にも繋がっていくと思いますよ。