お知らせ・小田原歯科便り
2022年8月の記事一覧です。
2022年08月27日
こんにちは
鹿児島市で小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に取り組む小田原歯科の歯科衛生士、西村です。
皆さん、フッ素が虫歯予防に効果があるという事はご存じだと思いますが、もともとは天然水に含まれるフッ素からその効果が発見されたことは、あまり知られていないようです
実はフッ素は、土や海、川の水にも含まれる天然のミネラルなのです!普段から良く口にしている野菜や果物や海藻、肉や魚にも含まれています現在、世界の50か国以上で、むし歯予防に最適な濃度に調整されたフッ素が、水道水に含まれているそうです。これなら、普通に生活しているだけでむし歯予防ができてしまいますね
他にも、海外ではフッ素の入った粉ミルクやサプリメントを利用する「全身応用法」が行われている地域もあります。
日本では、初めにも書きましたがフッ素入り歯磨き剤を利用したり、歯科医院でのフッ素塗布を行う「局所応用法」が一般的です。
日本の成人の一人当たりの平均フッ素摂取量は食べ物やお茶、水を合わせても2.5㎎程度。虫歯予防に効果があると言われる目安の摂取量は、成人男性で約3.4㎎(上限は6㎎)。なので、フッ素の摂取はかなり少なめと言えそうです。
なので、毎日歯磨き剤や洗口液を使い、定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けても、通常は使いすぎにはならないのでご安心を上手にフッ素を利用して、元気な歯を作っていきましょう!
2022年08月12日
こんにちは!鹿児島市で小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に取り組む小田原歯科の歯科衛生士 宇治野です
小田原歯科は8/13~8/15まで休診となっております。
休診中の救急対応については鹿児島県歯科医師会のHPをご確認ください。
ところで今日は「左利きの日」だそうです。
宇治野も、お箸、文字、包丁、絵筆、歯磨きなどなど基本的な日常動作は左利きです。
歯科ユニット(治療用のチェア)をご存じの方は「おや?」と思われたかもしれません。
治療に使う器具はほぼ全て、右側にあります。左利きの人が使う設計にそもそもなってないんですよねー
ちなみに、私(歯科衛生士)は使いませんが、手術用のメスやハサミ、歯をガッと挟む鉗子、などなども右利き用で~す。
左利きの歯科医師は歯科衛生士より大変ですね
しかしご安心ください、自分もですが、大概の左利き歯科医療従事者は右手も使います。
学生時代、初めて器具を手に持った時から右手を使ってきたので、今では右も左同様に使えます
左手ももちろん使えますので、何気に治療の時は楽な場面も多いのです
右が使えないなら左を使えばいいじゃな~い左利きでよかったー
2022年08月09日
皆さんこんにちは 小児科のむし歯予防、成人の歯周病予防に努めております。鹿児島市小田原歯科の歯科衛生士の福元です
マスク生活が続いて暑いですよね。皆さんは、マスクしている時、お口は閉じていますか?それとも開けていますか?
無意識にお口がポカンとあいていることを口呼吸と言います。
口呼吸は様々な健康トラブルの原因になっているそうです。
口呼吸による害
・口が乾く(ドライマスス)
・喉が炎症を起こしやすい(空気中の細菌やウイルスがのどの粘膜や気管を直撃します。)
・前歯の着色
・むし歯や歯周病になりやすい(だ液の殺菌、抗菌、清浄作用が低下し、口の中はむし歯や歯周病になりやすい環境です)
・いびき(口を開けていると、舌根が気管を塞ぎいびきをかきます)
・皮膚疾患の重症化(だ液の殺菌作用が低下し細菌やウイルスが付きやすい)
・口臭(口の中の炎症のせいで口が臭います)
改善策
口の周りの筋肉の衰えや未発達があると、唇を閉じていることができずに口呼吸になります。
唇を閉じる筋肉のトレーニングによって、口呼吸から鼻呼吸に改善します。
マスク生活続きますが、口を意識して閉じて健康を保っていきましょう