お知らせ・小田原歯科便り

夜間熱中症


みなさんこんにちは。鹿児島市で小児のむし歯予防、成人の歯周病予防に取り組む小田原歯科の歯科衛生士 宇治野です。

鹿児島は先日梅雨明けを迎え、いよいよ夏の暑さが到来してまいりました。

このたび各地を襲った豪雨で被災され、今なお救助や支援を待つ方々にお見舞い申し上げるとともに、

一日も早い復興と再建をお祈り申し上げます。

 

夏の到来とともに気温も上がり、熱中症の危険も高まってくる時期になってきました。

また、暑いからとついうっかりクーラーを入れっぱなしで寝てしまい、

夏風邪を引いたという話もチラホラ・・・。

 

みなさんは夜間熱中症をご存知でしょうか。

近年は、日照のある昼間ではなく、夜間に熱中症で搬送される方が急増しているそうです。

その原因のひとつが、コンクリート壁面からの放射熱だそうです。

コンクリートは温まりにくい性質を持っていますが、溜め込んだ熱を時間をかけて放射するので、

日が落ちた後からじわじわと室温を上げていき、外気温よりも室温のほうが高くなることも。

(木造の建物はこの性質を持っていないそうです)

そのため、就寝後にも室温が上昇してしまい、寝ている間に熱中症になってしまうそうです。

アパートやマンション、コンクリート作りのお家にお住まいの方は要注意ですねbearing

特に最上階のお部屋は温度が上がりやすいようです。

 

対策としては、日の当たる壁面によしずやすだれをかけたり、つたのある植物のカーテンを作ってみたり・・・

壁面に熱をためない対策が有効なようです。

また、熱帯夜にはエアコンの温度設定を28度くらいにして扇風機で風を循環させると快適に眠れる環境になります。

温度が低すぎますと体調を崩しますので温度設定にはご注意を・・・