毎日暑いですね~ 暑い中、部活に頑張っている子供達を見て関心しているところです
小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科、歯科衛生士の福元です
先日、娘の中学校で吹奏楽コンクールがありました 久しぶりに娘の演奏する姿を見て、成長したな~と感激しました
コンクールの結果は…銀賞でしたが、来年に期待したいと思います
今日は、口呼吸についてお話したいと思いますが、みなさんは口呼吸ってご存知ですか?
この、文字のとおり口で呼吸をすることです
呼吸は本来、鼻でするものですが、風邪や鼻の病気などをきっかけに口呼吸に変わってしまうことがありますしかし、実は口呼吸によってアレルギーを引き起こしたり、睡眠時無呼吸症候群になったり、命の危険も伴うこともあり、それだけ口呼吸は危険なことなのです
口呼吸によって、いろんな影響がでてきます
1、前歯のむし歯が増える
口呼吸の方はいつも口を開いているため、前歯が乾燥してしまいます。歯は唾液によって常にミネラルを供給さて、初期虫歯を直しています。唾液がないとすぐに虫歯になってしまいます
2、歯茎が腫れて歯周病になる
歯茎は粘膜のため常に唾液の殺菌作用によって洗い流されています。口呼吸で歯茎が乾燥してしまうと歯茎が腫れて赤くなってしまい、歯周病になってしまいます
3、口臭が強くなる
口臭の原因は口の中の細菌です。唾液の殺菌作用によって細菌は抑えられています。口呼吸によって唾液量が減ると細菌の量が増えて口臭が強くなります
4、出っ歯になりやすい
本来の舌の位置は上顎に吸い付いています。舌の力によって上顎は広げられます。口呼吸の方は呼吸のために舌を下にして空気の通る道を確保します。そのため上顎は広げられず、狭くなりその分前に出てしまい出っ歯になってしまいます
5、風邪をひきやすい
鼻呼吸の方は空気は鼻の粘膜を通って、水分を吸収し湿度が高い状態で気管や肺に入っていきます。口呼吸の方は乾燥した空気が直接気管に送られるために、喉や肺を痛め風邪をひきやすくなります
このように、さまざまなことがおきてきますみなさんやお子さんがボーっと口をあけて、テレビなど見ていたら、口を閉じるように声をかけてあげてくださいね~