こんにちは
小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めている、鹿児島市小田原歯科、歯科衛生士の川井田です
寒さが抜けた、ぽかぽか暖かい春の気候は目覚めが悪かったりついつい眠たくなってしまう時期ですよね。
私も朝起きるのがまだまだ辛い時期です。。、(私の場合、季節関係なくですが。。。)
皆さん寝ている時に歯ぎしり、食いしばり等はしていませんか?
歯ぎしりは睡眠中、無意識に行われる癖のようなものです。歯ぎしりが強いと歯や歯茎、顎の関節に大きな負担をかけ、歯の痛みや知覚過敏、歯の揺れ、顎の違和感が出ることがあります
虫歯でもないのに歯がしみたり、何か物を噛むと痛くなったりと不安ですよね。。。
それはもしかしたら、歯ぎしりが原因かも知れません
そのままにしておくと歯が割れたり、顎関節症になることもあります。歯ぎしりの原因はストレスと言われています。はっきりとしたことはわかっていないため、マウスピースを使って歯を守ることが多いです
マウスピースの作用として、
①歯や歯ぐきを歯ぎしりから守る
→マウスピースは歯ぎしりから歯や歯ぐきに伝わる力を和らげ、直接葉に強い力が加わらないようにします。成人の噛む力は60kgに及びそれが歯や歯ぐきに加わることによって葉が削れたり、揺れたりします。この力をマウスピースが分散し、歯や歯ぐきを守ってくれます。
②顎の関節を歯ぎしり後からから守る
→額の関節には関節円盤という軟骨があり、この関節円盤がスムーズに動くことで顎の関節が動きます。
歯ぎしりにより額の関節に強い力がかかり続けるとこの関節円盤に穴が開いたり、変形したり、位置がずれたりして、痛みや音が鳴るようになります。(顎関節症)
マウスピースをお口のなかにいれて噛むと歯と歯の間にマウスピース分の顎の関節に隙間ができます。この隙間は関節円盤にかかる負担を減らすことができます。
③歯ぎしりによる筋肉の緊張を和らげる
→歯ぎしりの時に緊張している菌ニックは口の周りだけでなく肩や頭などにも広がっていて、この緊張によって肩こりや偏頭痛が起こります。歯ぎしりは無意識のうちに1時間近く筋肉が緊張した状態が続き、筋肉が緊張した状態が続けば疲労がたまります。
マウスピースをお口の中に入れることによって、噛みあわせの高さが上がり、力の入りにくい位置に変わり、筋肉の緊張を和らげ肩こりや偏頭痛をかるくします。
いかがでしたでしょうか?
歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯ぐき、顎の関節に負担をかけますのでマウスピースの使用をおすすめします
何かわからないことがあればスタッフまでお気軽にご相談くださいませ