こんにちは
鹿児島市で成人の歯周病予防、小児のむし歯予防に取り組む小田原歯科 歯科衛生士の有馬です
桜も散り、日中はだんだんと暑い日も増えてきましたね
今日は「乳歯」についてです。
乳歯は永久歯よりもむし歯になりやすいのはご存じでしたか??
むし歯にならないように大人と一緒にお箸や食器類を使わないことや、間食やジュースを制限するなど気を付けている親御さんもいらっしゃると思います。
なぜ乳児期や学童期にむし歯ができやすいかというと…
乳歯は永久歯と比べるとかなりやわらかく、エナメル質は永久歯の半分しかありません。そのため穴が開きやすく進行しやすいです
また、永久歯でも生えたての永久歯は見た目はしっかりしているようにみえますが、
構造が未熟で弱くむし歯になりやすいです
むし歯予防の一つとしてフッ素があります
フッ素は歯の質を強くしてくれたり、むし歯になりかけたところを修復してくれることや
むし歯菌に対する抗菌作用もあります
ご自宅ではフッ素が配合された歯磨剤を使用し
歯科医院では定期的に濃度の高いフッ素を使用してあげることで、
より高いむし歯予防効果を得ることができます
小児は一人では十分にお口のケアができないので
周囲の大人が気を付けてむし歯から守っていきましょう