こんにちは
鹿児島市で成人の歯周病予防・小児のむし歯予防に取り組む小田原歯科の歯科衛生士 塩屋です
今週は桜がついに満開ですね
小田原歯科の診療室の窓からは桜島をバックに桜の満開がとても綺麗です
今回は親知らずのトラブルについて書きます
親知らず(智歯)といえば「一番奥に生える、抜くのが大変な歯」という
イメージがあるかと思います
実はこの親知らず、生え方や周囲の歯との関係によっては、
お口の中でのトラブルをおこしてしまうこともあるのです
隣の歯を圧迫すると・・・
親知らずは絶えず隣に位置する第2大臼歯を圧迫します
周囲の歯や組織が押されて痛みを感じたり、その力の影響で
全体の歯並びが悪くなることがあります
すっかり埋まっていると・・・
歯肉に原因不明の不快な感じがあるときは、埋伏智歯が疑われます
歯肉に埋まった状態でも隣の第2大臼歯を圧迫して歯並びを悪くしたり、大2大臼歯の根を溶かしたりします。
かみ合わせが正しくないと・・・
噛み合わせたとき親知らずが周囲の歯や歯肉とぶつかり、
口が開けにくくなったり、雑音が出たり、
顎がガクガクするなど、顎の関節に問題が起きます
きちんと生えていないと・・・
親知らずはもともとのスペースのないところに無理に生えてくりので、
不安定で汚れがたまりやすく、反対側の歯肉にあたることも多く、
炎症(智歯周囲炎)やむし歯が発生します
親知らずは、入れ歯の支えや移植歯として将来使うこともできます
ご自分の親知らずが現在どんな状態なのか、保存できるかどうかなど、
まずはご相談ください