こんにちは、小児の虫歯予防、成人の歯周病予防に努めております、鹿児島市小田原歯科の歯科技工士有迫です。
だんだんと、湿度の高くなる時期になってきましたね。
これからの時期は、食中毒に気を付けたいですね。今回は、食中毒についてお話しします。
食中毒は、一年中発生しますが、湿度や気温が上昇する、梅雨時から夏にかけては、 細菌が繁殖しやすい環境となるため
特に細菌性の食中毒が発生しやすくなります。できれば、起こりたくないものです・・・
そこで、食中毒の予防方法は、大きく二つに分けられます。
「口に入る前の予防」
➀手洗いすること。
➁食べ物に熱を加えること。
➂包丁やまな板、食器をよく洗い消毒すること。
「口に入ってからの予防」
➀よく噛むこと。
➁食事中は水を飲みすぎないこと。
ここで注目したいのが、「口に入ってからの予防法」です
食べ物を消化する、胃の働き
胃の中は体温と同じ37℃、なので、いろいろな菌が繁殖しやすい、そのために菌を殺す胃液が分泌されます。
食べものについた菌は、本来胃液によって死滅するはずです。ところが、何らかの理由によって腸に入り込んで増殖し、
食中毒を起こすと言われています。
ニュースで時々耳にする食中毒事件。同じ食べものを食べても、食中毒の重軽度が違ったりしますが、その違いは何でしょうか?
一つは、よく噛まないで、飲み込む。二つ目は、水などの水分と一緒に流し込む。この二つの、食べ方の習慣がある方です。
水分を多量にとると胃は、食べものを早く腸に送り、その後生き残った菌が、腸に流れて食中毒を起こす可能性が 高くなるというのです。
よく噛んで、食べものの表面積を増やして、胃液に触れやすくすれば、食中毒の予防にも繋がっていくと思いますよ。