こんにちは、小児の虫歯予防・成人の歯周病予防に努めている鹿児島市小田原歯科の受付下野です
桜の季節になりましたが、今年の鹿児島は開花が遅いようで、満開まではまだしばらくかかりそうですね
さて、春を心待ちにされている方もいる一方で、花粉症に悩まされている方の中には、春を憂鬱に感じるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか
以前の川井田さんのブログにて、花粉症と歯周病の関係についてお話がありましたが、実は花粉シーズンに入ると、虫歯がなくても上の歯が痛いと感じる人増える傾向にあります
その理由は、花粉症による鼻炎です
人の鼻の両脇には頭蓋骨の中に鼻に通じる上顎洞(じょうがくどう)という空洞があって、鼻炎がひどくなるとそこの粘膜が炎症を起こします。
その場所がちょうど上の歯の根っこの先端辺りなので、その痛みを勘違いして「歯が痛い」と思ってしまうのです。
これを「上顎洞炎」(副鼻腔炎)と言います。
この痛みは、鼻炎が治れば自然とおさまります。
虫歯ではないので、歯を削ったりする必要はありません
ちなみに、受付下野は花粉シーズン関係なく、アレルギー性鼻炎によりこの痛みを感じることがあります
当院では鼻の辺りまで写るレントゲンもあるため、鼻の炎症なのか虫歯なのかをしっかりと診断した上でご説明いたしますので、お気軽にご相談くださいませ